良いリフォーム業者に巡り合うには(最終)
ここまで長々と引っ張ってしまいましたので、今回でまとめようという意気込みで挑みます!
結局のところ、末端でお仕事をする職人さん達はマジメに働くのに、それをとりしきる会社が悪いみたいに
言ってしまいました。が、施工を管理する会社も始めから悪気があるワケではなく、単に能力不足や
気遣いが足りないだけだと私は思っています。
末端で工事を行う職人さんを一人でとりまとめ、工事現場を運営し、安全第一を遂行させ、お客様への
対応も行う・・・・簡単に言うは易しですが、この調整能力は経験値がモノを言います。
一つの工事が、この職人さんならどのくらいの時間が必要で、だから次の工事を行う職人さんには何日前
には連絡・段取りが必要。同時に不安全な事象(ケガのもとになりそうな現状)を見極め・是正。
工事中におけるお客様への連絡・コミュニケーション、最終的な仕上がりを予測した上での施工確認と。
どれだけ「気付けるか」が大事だと思います。この場合「気付き」が最大のテーマ。
とあるセミナーで、私たち建築に関わる仕事は、人に迷惑をかけてお金をもらう商売であることを自覚
するべし!というお話しを聞いた経験があります。
工事を請け負った会社、その会社の担当者、直接工事を行う職人さん、お客様の住まいに関わる全て
の人がこの「迷惑をかけてお金をもらう」という事を自覚して行動すれば、お客様の不安・不満が
安心・満足になるものと日頃から気を付けて仕事をしています。
良い業者とは・・・・具体的な答えに辿り着くことなく終点となりますが、皆さまにとって
お住まいのリフォームが良い出逢いとなりますよう、心から祈るばかりでございます。
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